自分の家の床を自分の力で補修を行う方もいないわけではないようですが、よくないですね。当然のことながらプロがやる補修はきれいで、素人の付け焼刃の作業とは何から何まで異なります。大切な床のさまざまな傷が生じたら、ホームセンターで手に入るリペアキットを使用して補修にトライすることは相当いいことだとみんなが認めています。キズが浅ければ、ＤＩＹグッズの売り場で各種「床材用補修カラーや補修専用液」が並んでいますから、色を確認してレジに持っていき、自分一人でリペア作業することができます。水気が飛びやすいキッチンは、変色や色褪せ、さまざまな傷みが生まれやすいので最新の注意が必要です。床に見つけた水汚れは、そのままにしないように注意が必要です。補修する箇所の色と比べて少々色が濃いフローリング傷補修剤にします。若干深みがあるほうが木目になじむので、完全に気にする必要がなくなります。無垢の木は“呼吸している素材”。だから、放っておけないほどの傷はともかく、できた後すぐに補修するのはあまりよくなく、2、3か月は変化を観察して補修したほうが得策です。フローリングの傷は、補修用クレヨンを傷になっている部分に重ね塗りするだけでも目立たなくなります。深刻な傷のフローリングの場合は、いわゆるパテタイプのほうがふさわしいと言えるでしょうね。築年数が古いアパートのフローリングにシミが見つかる例が報告されています。シミは早い段階で除去することが大切で、時間が開くと落ちにくくなります。全部交換しなければならないほどのキズじゃなかったら、売られている補修剤を使って補修を行ったほうが割安できれいにできるというすばらしい利点も忘れてはなりません。自分でする小さなフローリング補修で使用するものは、東急ハンズなどで売られています。流通しているフローリング補修材を眺めてみると、「かくれん棒」という材料が知られています。補修剤と呼ばれるものは近所のホームセンターやいろいろな100円ショップでも売られています。選ぶ色は、床より若干暗い色がきれいに仕上がります。白っぽくならず、本来の床の色に溶け込みます。実際、気にならない程度のキズの場合は日用雑貨店で販売されているリペアセットを利用して補修はかないますが、傷の範囲が広かったり多かったりすると、自分で補修は難しくなります。フローリング床の継ぎ目から発生する実鳴りをリペアしようと思ったら、実鳴り対策の補修剤を流しいれ、床材と床材の間をスムーズにして、摩擦を防ぎうるさい実鳴りが鳴らないようにします。床の板材張り替えとあきらめるのではなく、一部を補修するだけで大丈夫なものは珍しくありません。フローリングのシミ補修は他の多くの傷補修より時間がかかりますが、価格は張り替えより大幅に安くなります。様々な傷や水や飲み物をこぼした汚れから大切なフローリングを保護するのには、ワックス塗布が必要です。無理じゃなければ半年おきにワックスを塗るといいでしょう。